“算数はできれば楽しくなる”
算数は好きな子供と嫌いな子供に、はっきりと別れる科目です。それは、算数は出来れば楽しく達成感が味わえ、出来なければ苦しい思いをするからです。
算数が出来なくなる理由としては、以下のような問題が考えられます。
1. 計算が苦手
2. 計算は出来るが文章題が苦手
3. 図形が苦手
4. 授業が理解できない
5. どうやって解けばよいのか、考えられない
1の計算力は算数・数学の土台といえるものですが、生まれつきの才能とはあまり関係なく練習によってぐんぐん伸ばすことができます。スポーツで言えば、ちょうど基礎体力にあたるもので、スポーツで基礎体力がない人はなかなか伸びないのと同様、計算が苦手だと問題を解くのが面倒になり、テストなどでも間違えやすく、また解くのが遅いので勉強や宿題がはかどらず、算数が嫌になってしまいます。
2と3に関しては、従来の多くのプリント学習の問題点としても指摘されています。(ガウディアはそのような問題点を検討し、文章題や図形なども習得できるように開発されたプログラムです。)ここでカギとなるのは、良い教材と良い指導者です。指導者が厳選された良問をどのように説明し理解させるかですが、子供たちの分かったときの感動は大きなもので、それが算数を好きになる入り口となります。特にこれまでゆっくり考える機会が少なかったり、あまり図形で遊んだ体験がないと、算数を習い始めてから文章題や図形問題を苦手に感じる傾向が見られます。その場合、早いうちから指導を受けるのが大切なこととなります。
4、5については、「知識不足・勉強不足」という要素が問題になります。その学年学年で知っておかなければならないこと、マスターしておかなければならないことを疎かにすることが算数嫌いにつながります。小学2年生ではかけ算の習得、3年生では割り算のやり方を学ぶと共に、どのような問題で割り算を使うのかよく理解すること。4年生では分数や小数に習熟し、5,6年生では、基礎から始めて複雑な図形や文章題をどのように考えて解いていくか、考え方の道筋を習得していかなければ、算数は楽しい科目とはなりません。
SAPIAでは中学受験をしない人でも、中学に入ってからも勉強をスムーズに進め数学の楽しさを味わえるようになるように、小学校の算数の骨組みを中学での勉強を見据えながら基礎から丁寧に積み重ねて指導していきます。
小学生のころからしっかりとした指導を受けて、算数の基礎を積み重ねることが、将来数学のおもしろさ、奥深さを体験できるようになるための第一歩です。