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国内生に負けない! ついに国内生を越える時が来た!

小学生ママのための説明会(終了しました)

― 中学受験をしないご家庭のために ― 本説明会は申し込み人数が定員に達したため、締め切らせて頂きました。たくさんのお申し込みありがとうございました。 お子様の毎日の勉強は順調に進んでいますか。貴重な海外滞在期間お子様の勉強をどのように進めるか、海外子女教育研究所が詳しくお話しします。是非ご参加ください。 日時: 8月27日(日) 10:00-11:00対象: 中学受験をしない小学生のお子さんをお持ちの保護者の皆様    および4年生以上の生徒の皆さん。*題名は小学生ママのためのとなっていますが、もちろん小学生パパも是非ご参加ください。 内容:• 海外生の教育レベルの現状と現在のシカゴの教育の現状• 海外にいるうちに習得しておきたい学力• 中学から学力を伸ばすために、小学生のうちに是非これだけは• 国・算・英 各教科の勉強法について• SAPIA標準クラスについて     その他 会場: SAPIA海外子女教育研究所    1350 Remington Rd., Schaumburg, IL 60173 メール: sapia@sapiausa.com 電話: 847-519-9112   形式: 対面* 説明会の間、4才以上のお子様をお預かりいたしますので、ご希望の方はお申しつけください。 お申し込み方法: こちらのオンライン申し込みフォームをご利用ください。 *会場収容人数に限りがありますので、ご希望の方は必ず事前にお申し込みください。

2024新年度説明会のご案内

(こちらのイベントは終了致しました) 仲のいい友達といっしょに、あこがれの学校を目指しませんか。きっとやる気も、学習効果も倍増するはず‥‥‥受験しない人も是非ご参加ください。いっしょにがんばりましょう!  SAPIA では、30年以上の長い期間に渡ってシカゴの子供たちを育て、国内屈指の大手塾と連携をとりながら海外生の学力を効果的に伸ばすメソードを創り上げてきました。次の時代を担う海外生が、英語以外の科目でも国内生以上の学力を身につけて、自信をもって活躍していく時代です。説明会にご参加頂くことで、ご帰国までの学習指針を固めるための礎として頂けましたら幸いです。 内容 日時 1月 7日(日)小学部 (新4~6年生対象) 10:00~11:30 1月21日(日)中学部 10:00~11:30  中学部の説明会は定員に達しました。    高等部 13:00~14:30 会場 SAPIA海外子女教育研究所 http://sapiausa.com/contactus/ 形態 対面E-mail: sapia@sapiausa.com        電話  847-519-9112     http://www.sapiausa.com 対象 保護者の方・生徒の皆さん (新4年生以上の生徒の皆さんも是非ご参加ください!)※原則として現在SAPIA に在籍しておられない方対象ですが、内部の方もよろしければ、是非ご参加ください。 説明会申し込みフォーム(外部オンライン申し込みフォームに繋がります。そちらでお申し込みください。)

入試は団体戦

帰国入試枠に備えて 入試といえば、イメージ するのは個人戦です。それぞれが志望校を決め、試験場で頼れるのは我一人、まさに個人戦そのものです。しかし、そこに至るまでの道は団体戦だと考えるのが効果的です。  海外の受験生の大きな弱 点は受験に対して現実感がないことです。受験に向けて勉強を始めたとしても、一人だけでずっと努力していくのは困難で、半年もするとマン ネリ化し、モティベーションの低下が深刻になる場合が少なくありません。そんなときに周りにお互いに刺激しあう仲間がいれば、どんなに心強いでしょう。  過去に筑駒、開成、早慶などの難関校に合格した生徒には必ずクラスの中にそれぞれ競い合う仲間がいました。授業の中で「この問題は今までSAPIAで数人しか解けた人がいない」という難問にぶつかったときに、「自分もこの問題 を解けた一人になりたい」「友達よりも早く正答を出したい」という一人一人の気持ちがひしひしと伝わってきます。  また特に中1、中2の頃は、面倒くさい問題に出くわしたときに、「もういいや」と投げ出したくなってしまう生徒もたくさんいます。しかし問題を解くのに疲れてしまったときにまわりを見渡して、皆が真剣に問題に立ち向かっている姿をみて、「自分だけここで引き下がるわけにはいかない」と再び問題に立ち向かう力を与えられるのです。  特に中3の後期になると、毎週のように制限時間内にはまず解けないという難問に出くわします。しかしこの頃になるとSAPIA でがんばってきた受験生は「自分に解けない問題はないはずだ」という自信に裏付けされた学力も身についてきます。  今年も中3のクラスで授業中にだれも解けなかった問題の解き方を教えようとすると、「待った!」の声がかかるようになりました。「来週までに絶対に解いてきますから、それまで答え合わせを待ってください」というのです。  そして昨日も、中2の数学クラスが終わったと同時に、中3の生徒が2人なだれ込んできました。そして晴れ晴れとした顔で、「先生、先週の問題の答はこれで合ってますか」と言ってノートを開いて見せてくれましたが、 そこには見事に正答が光っていました。このようにして力をつけた生徒こそが入試で力を発揮できることは言うまでもありません。  さらに、このように厳しい状況で競い合った友達は単なる受験時のライバルにと どまりません。彼らにはいっしょに受験を戦った仲 間としての非常に強いきずな出来上がり、帰国後もずっと悩みを打ち明けられる一生の友となります。  20年前に帰国した生徒達(もう30代半ばです)の集まりが東京で開かれたなどという知らせを聞くことも珍しいことではなく、毎年のように報告がきます。「シカゴでいっしょにがんばった仲間だからこそ、お互いに理解し合える」彼らはそう言います。 (SAPIA ニュースレター2014年11月号より)

Slow and steady wins the race

じりじり主義が勝負に勝つ  ある大手塾の説明会の講演で言われたことですが、「コツコツ努力してきた受験生は、受験直前の1月になってからもさらに伸びる。」ということがあります。これはもちろん受験前の張りつめた気持ちによる効果もありますが、それだけでは無理で、何年間かコツコツとを積み重ねてきたその積み重ね方に違いが出てくるからです。  大概の生徒は大きく分けて次の2つのタイプに分かれます。 1、ウサギ型=ひらめきがあって、すぐに理解するけれども、苦労して学習していないので、忘れるのも早い。そのため、苦手分野(穴)ができやすい。 2、カメ型=授業の内容をマスターするのに時間がかかるが、できるまで時間をかけて努力するので、記憶が長続きする。そのため、穴ができにくい。  普段の授業では、1のタイプの生徒が目立ち、その優秀さが回りの生徒の目をひきますが、受験直前になると様子が違ってきます。それは、入試では、学習すべき単元がすべて終わっており、それらの苦手分野あるいは、穴を埋めてすべての学習要素を揃えられた生徒が強いからです。特に1月頃になると、2の生徒は自分のできていない部分をしっかりと把握しているのに対して、1の生徒は、あちこちに穴があるため、どこから手をつけていいか分からなくなり、学習効果が上がりにくくなってしまいます。  どの科目でもそうですが、特に分かりやすい例をあげると、毎回の漢字テストで、満点をとってきた生徒は、自分の苦手な漢字や入試に出やすく、間違って書きやすい漢字はどれかを把握していますが、毎回漢字テストをいい加減にやってきた生徒は、「漢字は苦手だから捨てよう(あきらめよう)」とうことになってしまいます。  「自分はコツコツやっているはずなのにどうして他の人に負けてしまうのだろう」と思っている皆さん、本当にあなたの力が発揮されるのは、受験直前なのですよ。  「コツコツ努力する生徒は最後は何とかなるケースが多い」とは、何年か前にサピックスの説明会で言われたことでもあります。  カメ型の人は最初は遅くても、だんだんと加速度がつき、最後はウサギ型の人に負けないスピードがついてきます。あきらめずに最後までがんばりましょう。

SAPIA式 早慶攻略法

帰国枠高校入試に備えて  毎年早慶の附属校は大変人気がありSAPIA でも半数以上が早慶附属校を志望している学年も少なくありません。3科目受験では帰国子女枠受験の最高峰であり、早慶に合格する力があればその他ほとんどの3科目入試の難関校が射程距離に入ってくるので、早慶以外の学校を目指す人の合格可能性の目安ともなります。そこで今回はシカゴの受験生達がどのようにして早慶合格を勝ち得たか、早慶攻略法についてまとめてみたいと思います。      早慶の附属校の試験問題は、一般受験生と共通問題(慶應SFCを除く)であり、かなりの難問です。まず、攻略の第一歩として、SAPIAで実施している育伸社テストで偏差値60以上を目指しましょう。既にたくさんの人が偏差値60以上を達成していますが、60以上が達成できたら、その次の目標としては偏差値65程度をキープできるようがんばりましょう。もう一つは、SAPIXの実力模試(サピックスオープン)で偏差値52以上を取ることが目安です。これがクリアできれば、早慶合格の可能性あり=是非挑戦すべき、と判断されます。  科目別に目標を設定すると、英語は英検準一級レベル(全日校は2級レベル)であることがほぼ必須条件です。ELP上級クラスを終了できることが目安です。(SFCや義塾、早稲田本庄は特に英語重視)  数学は国内生に劣らないレベルが求められます。SAPIAではMJで基礎をしっかり固めると共に、中学1、2年の頃から発展クラスで、少しずつ入試レベルの問題に慣れるようにしていきます。そして、中3では受験数学で一般受験の問題を効率的に解くための公式や特殊解法を学びながら学力を養成するというカリキュラムになっています。このやり方により、中学1,2年生の頃は比較的余裕を持って、中3になってもあまり無理なく早慶入試レベルの問題に対応する力が身につきます。  さて国語ですが、かなり難解な文章が課されますので、油断は禁物です。実は、毎年中3の2学期の段階で、北米の受験生がいちばん悩まされるのが国語なのです。というのは、国内の受験生は、中3になって毎日の勉強時間が増えることにより(理科や社会などの勉強も国語力を伸ばすことになるので)、国語力もぐっと高まります。特に夏期講習等の夏の特訓によって国内生の国語力は相当に伸びるようで、夏休み以降は模擬テストの国語の読解問題なども格段に難度が上がります。しかし、英語中心の生活をしている北米の生徒(特に英検準1級レベル以上の高い英語力習得を達成した生徒)は、なかなかこの国内生の国語力の伸び方についていけず、結果として(相対的に)、中3の2学期になって国語の偏差値が伸びない、あるいは、下がってしまうということが往々にして起こります。  国語の対策としては、早いうちから難しいと感じられるレベルの硬い文章に慣れておくことが大切です。また、受験までに漢字検定準2級レベルを目指しましょう(国内では2級レベルの受験生も少なくありません。)。さらに古文が出題される学校もあります。特に慶應系は漢字や語彙、文法などにもしっかりと取り組むことが求められます。早大学院(3科+小論文)・早稲田実業は国語が重視される傾向があるので、特に国語力をつけて試験に臨みたいところです。中学1,2年の頃はテストでも国語の問題が易しいので、何となく「国語は日本語だから大丈夫」という根拠のない錯覚を持ってしまう人は少なくないのですが、海外では生半可な努力では国語を伸ばすことはできません。小学生の頃(特に小学校高学年の学習内容は、中学での学習に大きく影響します)から読書と漢字・語彙の習得にしっかりと取り組むとともに、論説文など教科書などには載っていない硬い文章に慣れていくことが必要です。  早慶に限らず、帰国枠受験はチャンスの宝庫です。早くから目標を定めて、的確な方法で力一杯取り組みましょう。

国内生に負けない! ついに国内生を越える時が来た!

超難関校への道のり  今年は3年ぶりに筑駒と複数の開成合格者が出た。SAPIA11期生の活躍は目を見張るものであったが、特に筑駒・開成を制したS君、開成を制したM君の快挙は多くの後輩達に勇気を与えている。海外からの受験はほぼ無謀に近いと感じられるこれらの超難関校にも合格者が続いて出始め、少しずつはっきりとした「そこに至る道」が見えてきた。これらの学校の合格者にはいくつも共通要素が見られる。それらをまとめてみたい。  まず、当然のことであるが志望校への強い気持ちである。皆「最高峰を目指したい」という強烈な思いを持っている。理由はさまざまである。親が学んだ大学で学びたい。医者になりたい。中には「家から近いから」というのまであるが・・・(笑)  次に受験準備であるが、まず早慶に合格できるだけの3科目の実力をしっかりと固め、それに理科・社会を加えるという方法をとっている。3科目の充実が本人の自信を高め、合格の確実性を上げることになっているようだ。したがって皆英語は抜群に強い(英検準1級レベル)ケースが多いのに加えて、数学は国内生と比べてもほとんど劣らない。そして国語もすごく苦手という程でもないというレベルである。育伸社テストで考えると早慶合格が確実になってくる偏差値65、66ラインがあまりリスクを負わないで3科目受験から5科目受験に切り替えるボーダーであるようだ。  性格面では皆かなりしつこい(失礼)。問題が解けるまで決してあきらめない集中力と粘り強さを持っている。授業中彼らが正答にたどり着く前に解答を言ってしまって怒られたことが何度もある。できない問題に関しては、「来週まで家で考えさせてください。」となることが多い。頑張るというよりも、時間を気にせず、とにかく解けるまで考え続けなければ気が済まないようだ。したがって誰よりも解けたときの喜びを知っている。  何年か前にD君という生徒がいた。彼は帰国のタイミングが高校受験と合わず、受験をしなかったが、受験していれば開成合格間違いなしとしてサピックスなどでも期待されていた生徒だ。あるとき彼が数学の超難問を解いた跡を見せてくれた。それはなんと1問解くのにノート5ページを使うという、問題とのすごい格闘の跡だった。まず、1ページ目が計算でいっぱいに埋め尽くされ、最終的に「このやり方ではだめだ」とページいっぱいの大きなバツ印、2ページ目も、3ページ目も、4ページ目も計算で埋められた後に大きなバツ印が書いてあった。そして彼は誇らしげに5ページ目を見せてくれたが、そのページの一番下に正答が光っていた。いくら開成合格者でも、ここまでやる生徒はあまりいない(ちなみに現在彼は東大に通っている)が、この生徒の場合はとび抜けて問題への執念と集中力が優れていた。彼のような生徒を見ていると、解けない問題を3分考えただけで、諦めて解き方を聞いてしまう人にはやはり開成はなかなか門戸を開いてくれないだろうと思う。  さらに彼らに共通する特徴は暗記や問題をマスターすることの上手さである。彼らが忘れない訳ではない。「自分はどのくらいやれば忘れないか」をよく把握しているのである。ここが、「覚えた筈なのだが、気がつくといつの間にか分からなくなってしまっている」生徒と大きく差のつく部分である。「自分はここまでやらなければ忘れてしまう」ということと、「そろそろ忘れる時期だからもう一度問題をやっておこう」ということが実にはっきりと見えているのだ。これはもちろん普段真剣に勉強に取り組んでいるからこそ身についた能力だと思う。  先日*かなごんさん(慶應女子出身、現在慶応大学在籍)の講演会があり、それを聴講した後輩の生徒の「数学が苦手なのですが、どうしたらいいですか」という質問に対して松井さんは次のように答えていた。「数学は大丈夫! ひとつひとつ問題を解けるようにして、忘れそうになったら復習するの。高校入試だったら、どんどんたくさんの問題を解いていけば、パターンが見えてくるよ。」学問に王道なしということだろうか。 そして最後に最も大切な共通要素であるが、「がんばれる自分」を持っていることだ。SAPIAでは「勉強を強いることはしないが、志望校への回り道をしない最短の近道を教えてあげる。」と言っている。しかし当然のことながら、超難関校ではその道は平坦な道ではあり得ない。けれども平坦でないからこそやりがいがある。その道を最期まで自分の力で歩くことが大切だ。  入試までに「志望校に恥ずかしくないがんばれる自分」をつくりあげよう。                                       (2014年度SAPIAニュースレター 5月号より) *本ホームページ「かなごんの帰国日記」参照