Team Chicago のご案内 

仲のいい友達といっしょに 
あこがれの学校をを目指しませんか。 
きっとやる気も学習成果も 
倍増するはず‥‥ 

シカゴでも、日本に帰国してからも

いっしょにがんばる友達がいる

 ”シカゴからの生徒さん皆仲良く元気に授業を受けて頂いています。「チームSAPIA」の団結力は素晴らしいです。” 
(SAPIX 国際教育センター 篠崎様より) 

”(帰国して)サピックスに頑張って通っていますよ。日本で授業を受けていてもチームシカゴの仲間が回りにいるって、 本当に心強いですね。”
(ご父兄より) 

海外生が国内生に負けない学力をつけることが可能な時代 

グローバル社会をリードする魅力的な海外生に! 

 「帰国子女」といえば、「英語はよくできるけれども、国語や数学などはなかなか国内の生徒についていくのが難しい生徒」というイメージでとらえられてきました。これはそもそも1960年~1970年代の高度経済成長の時代に、海外から帰国した子供達が急増し、日本の各学校が彼らをどのように受け入れるかということが大きな課題となったことに端を発します。 

 けれどもこの状況は、1980年代後半から90年代にかけて多くの塾が世界中に広がることにより、変わり始めました。2000年以降には、海外主要都市にさまざまな日本の大手塾が進出し、国内生に劣らない本格的な教育が受けられる環境が整ってきています。それに伴って、入試形態も80年代後半以降急激に変化してきました。つまり以前の「英語力だけで入れる」という形態から、帰国枠入試といっても「英語は特別にできてほしいけれども、国語や数学も国内生に準ずる学力が求められる」、あるいは「国内生と同じ問題が課される」学校が増えました。 

 このような経過を経て、海外生はその海外で身につけたさまざまな魅力をいかんなく発揮できるようになり、「受け入れてもらう存在」ではなく、多くの学校から是非来てもらいたいと「求められる存在」へと変わりました。 
 特に最近ではグローバル化の影響もあって、海外生の評価は80年代以前とは、まったく別のものとなり、多くの学校が競って海外生を受け入れたいと希望するようになりました。帰国子女=「英語はできるけれども、国語や数学は授業についていくのが難しい」という概念はすでに古いものとなってきています。国内一般社会では海外生がまだまだこのような古いイメージでとらえられている場面もあるようですが、海外生に対する負のイメージを払拭し、「海外生=英語は特別にできるけれども、国語や数学も国内生に劣らない生徒」という新しい概念を浸透させる時期にきていると言っていいでしょう。 

 近年海外生は帰国子女枠だけで受験するのではなく、帰国子女枠をうまく利用しながら、一般受験も併願校として受験するケースが増えています。 【図1】は日能研による資料ですが、このことを裏付けています。これをみると、驚くべきことに一般受験で帰国枠よりもさらに上にランクされている学校を受けるケースも珍しくないことが分かります。 
 海外においても十分な教育環境が望める状況の中で、「海外生だから」と消極的に考えることは大きなマイナスとなります。 
 英語だけではなく、国語や数学も国内生に負けない学力をつけて、国際社会で通用する「魅力的な海外生」を目指しましょう。 

【図1】

帰国枠受験は世界中から選手が集まるオリンピックのよう 

世界各地域の受験生とそれを意識した受験準備を 

海外各地域の生徒の特徴 

一口に海外生と言っても、世界中にはさまざまな海外生がいます。大きく分けると、以下のように3つに分けることができると言っていいでしょう。 

1、アジア型 
2、ヨーロッパ型 
3、アメリカ型 

1のアジアでは、現地校に通う生徒が少なく、ほとんどが日本人学校かインターに通っています。シンガポール、インド、中国、韓国などを含むアジアでは、非常に教育熱心な地域が多く、結果として受験に対する気持ちも強いため、学力的に国内生に近い生徒が多いと言っていいでしょう。 

また、2のヨーロッパ型ですが、いろいろな言語が入り混じるヨーロッパではIB(国際バカロレア資格)の影響が大きく出ています。IBでは語学A・語学Bとして2か国語を試験の中に含めることになりますが、この中に日本語を含めることができます。ヨーロッパの生徒は一見アメリカと大差がなさそうですが、実はこのIBの影響もあり、アメリカの生徒に比べると日本語がしっかりと身についているケースがずっと多いようです。 

さて、3のアメリカ型ですが、アメリカでは統一試験として、通常SATとACTが使われています。この2つは、特別英語力に重点が置かれたテストで、英語ができなければ、高いスコアを望むことはできません。1にも2にも英語力が求められます。結果としてアメリカ型の生徒は他の地域の生徒に比べて; 

1、英語がたいへん強い 
2、国語が弱いケースが多い 

ということになります。 
日本の学校側ではこの傾向をつかんでいますから、アメリカ型の生徒が、他の地域の生徒と競争していくには、この2つの特徴を意識して、効果的な受験準備を進めることが求められます。 

アメリカ型に求められる受験準備 

まず、1の「英語が強い」ということですが、これはアメリカ型の受験生にとって最も重要な部分です。海外生に求められる第1の魅力が「英語が強い」ことであると言っても過言ではないからです。別の言い方をすると、「英語ができなければ、海外生ではない」などという言われ方さえされることもあるほどで、受け入れ校では、英語能力の高い海外生を求めています。3年以上現地校に通っている生徒の皆さんは、目安として英検準1級レベルを目指しましょう。これがアメリカ型の生徒にとって何よりのアピールとなります。 

次に、2の「国語が弱いケースが多い」という特徴ですが、一般的に英語力が伸びれば伸びるほど、国語力の維持が困難になりますので、バランスをとるのは容易ではありません。国語は海外で伸ばすのは簡単ではないので、苦手科目になる前に、早い時点で手を打つことが肝要です。国語力がしっかりしているかどうかが、帰国後に理科・社会などの科目で授業についていくことができるかどうかの分かれ目にもなります。 

数学についても、油断は禁物です。たとえ現地校で上位のクラスに出席していても、そのまま日本の受験で通用するケースはまれです。日本の入試問題はアメリカの学校のものとはアプローチが違うので、日本の受験勉強をしない限り入試で得点をあげることはできません。早いうちから日本の数学をしっかりとマスターしていく必要があります。 

以上のことを考慮して、アメリカ型の受験生の必勝パターンとして、 

1、英語で国内生と大きく差をつける 
2、国語と数学での国内生との差を最低限にとどめる 

ということが考えられます。 

具体的には、1は英検準1級以上を取得できるように努力する。2は国語と数学の学力を教科書レベルではなく、国内大手塾のレベルで考えるということになります。 

前述のように、「学力において、海外生が国内生に劣る」という考え方は既に古くなりつつあり、「国内生にはかなわない」と考えた時点で勝負を放棄したことになってしまいます。あくまで、「国内生に負けない学力」を基準に学習を進めることが大切です。 

シカゴスタイル

 前述のように、帰国枠入試では世界中からいろいろなタイプの受験生が集まってきます。入学試験場に行くとそのことが実感されることでしょう。そのような環境に置かれたときに自信を持って自分の学力をアピールするには、海外滞在中から「試験場でどのように勝負するか」ということを想定して準備を進めることが理想的です。 
 来るべき入試の現場で、「シカゴでいっしょにがんばってきた仲間」が回りにいれば、どんなに心強いことでしょう。SAPIA で学んだ生徒たちには、帰国後もいっしょに切磋琢磨してきた仲間がいます。たとえ同じ学校を受験しない場合でも、受験生たちは互いに連絡をとりながら励まし合って受験を乗り切ります。過去20年以上にわたってSAPIA の受験生たちが友達といっしょに入試に挑んできたその結果が、毎年の合格実績につながっているのです。 
 TEAM CHICAGO はこのようにお互いに刺激し合いながら、仲間といっしょに一人一人を伸ばしていきます。 
さらに、TEAM CHICAGO で築き上げた友人関係は、受験時にとどまりません。帰国後も、社会人になっても、ずっとその友人関係が続いているケースが数多くあります。 
 海外滞在期間は将来設計のための貴重な時間です。TEAM CHICAGO と共に海外生活を充実させ、グローバル社会で活躍できる力を培うと共に、一生続くかけがえのない友達を見つけられることを願ってやみません。 

育伸社テストに見るSAPIAの日本国内塾との比較